川崎信用金庫

Kawashin Recruitment

こんなところにかわしん職員

地域との絆がつくる「かわしん」の強み。その伝統を守り続けるために。
平井 貴雄

審査部(お客様支援チーム)
公益財団法人神奈川産業振興センター 出向
2000年入庫/商学部商学科 卒

企業は「人」だと考え、働いている人が魅力的かどうかで就職先を判断。川崎信用金庫に、その「人」の良さを最も感じたことで入庫を決意した。

2000年~ 南太田支店 渉外係
2005年~ 仲町台支店 渉外係
2008年~ 小田支店 融資役席
2010年~ 審査部 審査班
2012年~ 大島支店 融資役席
2015年~ 現職

01

挫折をバネに

入庫したからには同期に負けたくはない、そう思っていました。しかし、意気込みとは裏腹に、現実は思い通りにいかないものです。同期の中で、互いにライバルと認め合う仲間が先に主任への昇格を果たしました。それはつまり、彼が私よりも多くの成果を上げ、より多くのお客さまの役に立っているということでもあります。ものすごい挫折感に襲われました。自分に何が足りないのか、悩みました。会社帰りに一人で海へ行き、ビール片手に悔しさや情けなさを噛み締めたこともありました。でも、嘆くばかりでは何も変わりません。その頃から、自分なりの武器を持たなければならないと決め、中小企業診断士の勉強を始めたのでした。

資格取得のための勉強は、実務の上でもプラスになりました。中小企業への経営診断や助言を目的とした資格だけに、財務や会計、企業経営理論、運営管理など、企業経営に関する様々な知識を学びます。勉強を積み重ねていくうちに、たとえば融資の審査書類を作成する際、企業や事業の強みをどのように判断するか、財務面をいかに解釈するか、専門知識を交えながら判断できるようになっていったのです。それは審査書類の精度を上げることにもつながり、ひいてはお客さまのお役に立てる機会が増えていったことに、喜びと充実感を感じられるようになっていきました。

02

厳格な審査を守るからこそ

コツコツと続けた勉強は数年間に及び、中小企業診断士の資格試験を突破できたのは、小田支店で融資役席を務めていた時でした。合格率数パーセントという難関資格であり、取得者は庫内でも20名に満たないこともあって、一つの達成感を味わうことができました。しかも、うれしいことは続くもので、審査部への異動が告げられたのです。審査部に身を置けば、川崎信用金庫の融資方針や考え方を徹底的に学ぶことができます。それは当金庫でキャリアを重ねる上で、大きな意味を持つことだと思いました。また、資格取得に向けた勉強やそれまでの渉外係、融資役席としての経験を通して自分に多少の自信が持てるようになり、その力を試したいといった気持ちも、どこかにありました。

しかし、異動してほどなく、その考えが甘かったことを痛感することになったのです。営業店から届く融資の審査書類の初審を担当していた私は、判断の甘さ、見るべき視点の甘さを何度も上司や先輩方に指摘されました。当金庫が独自に定める融資基準、その基準を厳格に守ることがどれほど大切なことか、改めて知ることとなりました。法人への融資判断をする上で、経営状況や財務面、事業計画などを吟味するのは当たり前です。そして一見無意味に思える人間関係や感情面にまで踏み込むのは、企業は「人」により成り立っているからです。
審査部での仕事を通して私が知ったのは、これほどまでに徹底した融資審査が、自己資本比率の高さといった当金庫の健全性を保っている要因であり、長年この姿勢を守り続けてきたからこそ、多くのお客さまに信頼いただけているという事実でした。

03

中小企業の事業改善を支援

現在は、公益財団法人神奈川産業振興センターに出向して、中小企業診断士の資格と審査部での経験を活かし、県内の中小企業に対して事業改善の支援を行っています。お客さまの経営内容や事業内容を吟味し、県外にある工場などへも足を運んで内情をつぶさに調べ、事業成長のお手伝いをするのが使命です。
 経営に関わる幅広い課題に取り組むため、今までの経験だけでは対応できないことも多く、日々勉強に追われています。会計士や弁護士、他の金融機関から出向してきた人たちとともにミッションに当たることもしばしばで、自分の中にはなかった視点に触れる機会も得ました。彼らと共に勉強会を開き、互いに刺激しあう関係も築けています。そしてなにより、融資だけでなく企業経営という事業活動の根幹でお客さまと向き合うため、経営者としての意識の在り方や、いかなるときも前向きに取り組む姿勢の大切さを、間近に接して学んでいます。

もう一つ、出向して再確認したことがあります。それは、川崎信用金庫のブランド力の高さです。実は、当金庫の中で働いている時からファンの多い信金だという印象はありました。街中で「かわしんさん」と声をかけられることも多く、地域に根付いているなあと感じたことも数えきれません。それでも、いざ外へ出てお客さまと関係性を築くことの難しさを経験すると、「かわしん」の職員である私に対して、どれだけお客さまの方から歩み寄ってくださっていたのかを思い知りました。人との関係性を築く上でもっとも難しい入口の敷居が、「かわしん」というだけでいかに低くなっていたのかを痛感したのです。出向が、更なる自己研鑚の機会と、かわしんの良さに気付き、その伝統を守っていこうと、気持ちを新たなにする機会にもなりました。

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